万葉の野あそび

今月の万葉の野遊びは、彼岸花の咲く野辺で。
彼岸花の摺り紙をして、その生命力をもらう。

万葉人は自然を友として暮らし、純粋な鋭い感性を育み、日本人の自然の美を尊ぶ文化の基層となりました。この自然の美を尊ぶ精神文化のおかげで、日本人はあらゆる面で高度な技能を発揮する能力の土台となっています。この精神文化が失われる時は本の繁栄が失われる時です。

万葉人の自然の美を見つける鋭い感覚は現代人をはるかにしのぐものがあります。植物と色の帯で結ばれる超越的能力も持っていました。現代人から失われた万葉人の能力を復活するのも「万葉の野あそび」の楽しみです。

万葉の摺り紙・・・万葉人は植物の色を摺り込んだ紙を身につけていました。植物の生命力を身に帯びるためです。みづからの手で植物の色を摺り込んでいると本当に植物の生命力が移り込んで、体がエネルギーに満ちて心地よくなります。

花鏡の装い・・・花の魅力を人に映し出す魔法の鏡。

万葉時代の摺り衣は、植物の色を衣に摺り込んで身に付けていました。これも植物の生命力を身に帯び、植物の霊力で身を護るためです。この摺り衣の文化を継承し、自然の花の魅力・生命力を人に映し出す花鏡の装いをします。

四季の花々を追い摺り紙を楽しみ、 わたしの花鏡を身に装う。 生命の美を身に帯びていつまでも色あせない若さが漂います。

万能の手が備わる。

現代人は本来の能力が退化しています。退化は手から始まる。摺り紙の手は、脳を活性化し自律神経を整え血流を促進して免疫力が強まる。万能の手には自然の魔法を引き出す力が生まれます。

未だ的確な薬のない病、例えば認知症の予防と改善に貢献しています。

子供の摺り紙の手は、想像力を解放し、美的感覚を高め、幅広いパフォーマンスを高めます。