色彩の原点は自然にあり
自然は色彩システムそのものです。
自然の色彩は5つの自然の営みから現れます。
40億年前、地球に生命が誕生してから美しい色彩が現れ始めた。
色彩はそれだけでは現れない。物質に現れることができる。
地球の家族たちは自分に色彩を表わし、自己を色彩表現し、お互いを色彩で知り合う。
それらの色彩は地球原産のネイティブカラー。
地球家族のメッセージを伝えるネイティブ言語になった。

色彩は単独には出現せず物質に依存して現れる。岩、生物、大気、水などの物質に現れ、それらは地球のネイティブカラー。地球ファミリーのメッセージを伝えるネイティブランゲージ(母国語)となる。

ネイティブカラーは、人工物に施された色とは違い、自然の物質や環境を純粋に表し、正しいメッセージを伝える。人工物の色はそれを施した人に依存し、その物質を正しく表現している色とは限らない。 ネイティブカラーは純正のメッセージを伝える唯一の色。

人類は地球のネイティブカラーから何代にもわたって繰り返しメッセージを受け取るうちに遺伝子に刻まれた。 ウラジロ羊歯の緑は1億年以上前から在るネイティブカラーで、そのメッセージは人間が人類になる以前から体験してきた色彩環境言語。こうしてネイティブカラーは、人類に代々遺伝されてゆき生得の色彩環境言語となった。

ネイティブカラーは自然が自ら創り出すオリジナルカラー。その色で自己を表現するアイデンティティカラー。 ネイティブカラーは自然のメッセンジャーとなる。

ネイティブカラーのメッセージが地球家族の〈価値〉を伝えたとき、色彩として最も価値ある働きとなる。 植物と動物は自分のネイティブカラーで互いに価値をコミュニケーションする。そこから共生の英知が生まれた。

人類は自然の営みを表す色彩に、美意識を持つようになった。そこから文化が生まれていった。 ヤマザクラは日本人の美意識のルーツの一つでネイティブカラー。古代人はヤマザクラが開花したときに、大切なメッセージを受け取りに出かけた。




